ラーメン店 箸1本変わることなく滞納消費税1500万円がゼロに?(インタビュー前編)

2020.06.11

ラーメン好きが高じて30代で一念発起、ラーメン屋で修行をしたのち独立・開業を果たした佐藤さん(仮名)。

ところが、ある事件をきっかけに資金繰りが苦しくなり、ついに負債が1500万円にまで膨れ上がってしまいました。

「もういよいよ店をつぶすしかない」そう考えていたときに、「ヤドカリ式事業再生メソッド」に出会います。

ヤドカリ式事業再生メソッドでお店をどのように立て直していったのか、佐藤さんにお話を伺いました。

 

 

―お店を立ち上げられてから資金繰りが難しくなるまでの経緯について教えてください。

昔からラーメンが好きで、30代で仕事をきっぱり辞めて、あるラーメン店で修行を始めました。

その後、お世話になった親方のつてで店舗を借り、念願の独立を果たすことができました。

あのときは「やっと自分の城を持てた」と思えて、とてもうれしかったのを覚えています。

 

最初のうちはとても順調だったのですが、とてもがんばってくれていた店長がある日突然辞めてしまったのです。

店長がいなくなった分、従業員に負担のしわ寄せがきてしまって、営業時間を短縮せざるを得ない状況になってしまいました。

当然ながら売り上げも落ちて赤字になり、15年前からは消費税が払えなくなっていきました。

その後都内にもう1店舗オープンさせて、そこの利益でなんとか滞納した消費税を払っていこうと思ったのですが、

延滞税の加算も相まってものすごいスピードで負債が膨れ上がってしまいました。

 

―それをどこかに相談したことはありましたか?

ずっと一人で悩んでいたのですが、平成28年に初めてある機関を訪れ、そこで、2年間ほど相談に乗っていただきながら、

毎月何とか工面したお金を10~20万円ずつ税務署に支払いに行きました。

税務署には10年以上前から80回以上通っているのですが、

大竹先生に相談する前の2年間は本当に督促が厳しく、差し押さえも辞さないくらい雰囲気でしたね。

もう、いよいよ支払いを待ってもらえないんだなとひしひしと感じました。

 

―大竹弁護士に出会ったきっかけは何だったのでしょうか?

平成29年の後半に、以前からお世話になっていた税理士の先生から

「こういう負債の多い状況をリセットできる弁護士がいる」とお話を伺ったのがきっかけです。

ちょうどその頃は税務署が支払いを待ってくれない状況になり、

「女房にもつらい思いをさせていることだし、もういよいよお店をつぶすしかないか……」と

考え始めていた時期でした。

しかし、税理士の先生から大竹弁護士のことを伺い、廃業を避けられるならと

藁をもすがる思いで「ぜひ紹介してください」とお願いしました。

 

―大竹弁護士に依頼しようと思われた決め手は何でしたか?

お世話になっている税理士の先生のご紹介なので、間違いないだろうと思っていました。

実際に、平成30年1月に初めて大竹先生の事務所でヤドカリ式事業再生メソッドの説明を受けた後、

「この方法を使えば自分は助かるんだ」と心の中に希望の光が差し込んできたことを今でも覚えています。

 

―ヤドカリ式事業再生メソッドを実施するにあたり、不安なことはありましたか?

説明を聞いて希望は持てたものの、正直、「本当に最後までうまくいくのだろうか」

という漠然とした不安はありました。

しかし、「他に誰も救いの手を差し伸べてくれる人はいない、もう大竹先生についていくしかない」と心に決めていたので、

迷いはありませんでした。

一番不安が大きかったのが、店舗の事務手続きがすべて終わったときですね。

「もう後戻りはできないんだ」と思うと、眠れない日々が続きました。

 

<前編終了>  インタビュー後編はこちらへ

 

2020年6月11日

ヤドカリ式事業再生メソッド事務局