聞いてもらうだけで楽になる!

2020.07.02

法律相談が終わった後に、ご相談者から、

 

「話しを聴いていただいただけで、気持ちが楽になりました」

 

というお言葉をいただきました。

 

 

そうなんです。

 

 

法律相談は,問題に対する答えを提供するのが目的ではありますが,

話を聴くことも重要な目的なんです。

 

人は悩みを聞いてもらうだけで,楽になるものなんです。

 

 さらにもっと正確に言えば・・・

 

聞いてもらうというよりも,

 

自分で言葉に出してしゃべることがよいと言えます。

 

 

人は,喋らなくても,頭の中でいろいろ考えています。

 

そのときも言語を使っているのですが,

実はあいまいなままで思考をめぐらしています。

 

それを言葉にしてしゃべるときには,

 

言語に変換するために,

 

あいまいな考えを具体化しているのです。

 

そして,自分で発した言葉を,

相手に聞いてもらっているだけではなく,

 

自分でも自分の耳で聞いています。

 

その耳で聞いた情報が自分の頭に届いて,

 

頭の中のあいまいな思考がさらに整理されていきます。

 

 

そのとき,自分で気づいていなかったことに気づきます。

 

自分でしゃべっているうちに,悩んでいた問題の答えが見つかる。

 

 

そんなことが起きます。

 

 

だから,聞き手がいなくてもいいのです。

 

ひとりでしゃべっていてもいいわけです。

 

ともて変ですが・・・(笑)

 

 

やはり,聞き手がいないとしゃべりにくいですよね。

 

喋りにくい聞き手,喋りやすい聞き手というのもあります。

 

 

だから,弁護士としては,法律のプロとしてだけではなく,

 

聞き手としてもプロにならないといけないと思っています。

 

 

経営者の方も,経営者で無い方も,

 

ひとりで悩んでいるとしたら,

 

良い聞き手を見つけて,

 

その悩みについてしゃべってみてください。

 

 

2020年7月2日 弁護士 大竹夏夫