「倒産すると悲惨」は誤解です

2017.07.19

「明るい倒産+事業再生」の大竹夏夫です。

よく聞く誤解なのですが、先週知り合った知人にも聞かれました。

「倒産すると、ゼロからスタートしないと行けないから、悲惨ですよね。
なんとか倒産を避けないといけない」

ああ、またしても・・・

よくある誤解です。

ゼロからスタート。大いに結構。

だって、マイナスからのスタートじゃなんですから。

先ほどの知人の発言には、2つの誤解があります。

ひとつはゼロからのスタートではないという点。

倒産(破産)しても、一定の財産は残せます。

家財はもちろん、預貯金や生命保険、車など20万円以下のものは残せます。

現金なんかは、なんと99万円も残せるのです。

さらに、収入はすべて自由に使えます。

生活できなくなるわけではないのです。

会社がなくなるという意味ではゼロなのかもしれませんが、

生活という面でいえば、決してゼロからのスタートではないのです。

2つめの誤解は、倒産しないほうが悲惨であるという点です。

赤字経営で資金繰りに困っている状態は、経営者の方には、とってもきついのです。

資金調達に奔走し、精神的には追い詰められ、心身ともに負担が大きい。

経営難を理由に自殺する人が毎年7000人程度もいるのです。

どれだけ苦しいか。

社員も辞めていきます。最後は社長一人だけの孤独感。

家庭では、妻子ともめて、離婚になってしまうことも。家族がバラバラです。

こんな状態ですから、はっきり言って、マイナス状態なんです。

しかも、倒産を先延ばしにすればするほど、悪化していきます。

だから、早めに決断しましょう。

ゼロからのスタートを、

いえ決してゼロではありません。

希望のある新しい第二の人生のスタートを。